2025/05/15
2シーズン化と52週販促の変化 「はしり」が「旬」
先週末、すでに果物売場ではすいかが大きく展開、ヤオコーの5月14日号チラシでも「旬の味」としてカットすいかが掲載されています。
温暖化により気温上昇時の「旬」のヤマが前倒しになっており、5月中旬にして既にすいかが「はしり」ではなく「旬」と言えるわけです。

このように気温上昇時はどんどん旬が前倒しに。その一方で、長すぎる暑すぎる夏は秋の味覚が後ろ倒しになります。
このタイミングはしっかりとテーマを作り込んでいかなければ売場がマンネリ化してしまうタイミングです。
その打開策の一つが「惣菜で旬を表現する」、たとえばさんま、きのこ、いも類などを上手に使った惣菜を旧盆明けからしっかり打ち出すことです。
このように2シーズン化が進む昨今、販促テーマはその週の重点商品の変化や各種与件に合わせ抜本的に見直すことが重要です。
この点については6月1日発売予定「ダイヤモンドチェンストア6月1日号」の特集「売場づくりと販促の強化書 総菜編」でも触れています。ご興味がありましたら、ぜひお買い求めください。